Description
プランバナン地区第二の世界遺産登録遺跡
ラトゥ・ボゴ遺跡(Situs Ratu Baka)は、プランバナン寺院から南へ3キロ、標高200メートルの丘に位置する広大なヒンドゥー・仏教遺跡(25ヘクタール)です。同遺跡は、プランバナン寺院群とともに、ユネスコの世界遺産にも登録されている日本人にはまだなじみの薄い、インドネシアを代表する観光スポットの一つです。
謎に満ちたラトゥ・ボコ遺跡
ラトゥ・ボゴ遺跡は古マタラム朝、シャイレーンドラ朝時代の8世紀頃には建造されていた模様で、寺院の他に、施設を保護する城壁や堀、居住者の住居跡などが見つかっていることなどから、他のプランバナン遺跡とは異なり、当時の王朝の宮殿(Keraton)であった可能性が高いと言われています。また、多くの遺跡の用途が未だ明らかにされておらず、遺跡にはミステリアスな雰囲気が漂い、古代ジャワへ向けての想像力もかきたてられます。因みに、ラトゥ・ボコ(Ratu Baka)という名前は、プランバナン寺院の名前ともなっている伝説上の人物ララ・ジョングランの父親の名前が起源となっています。 Abhayagiri Wihara碑文によると、古マタラム朝のラカイ・パナンカラン王が王位を引退し、仏教へ専念するために建造した施設「Abhayagiri Wihara」がラトゥ・ボコ遺跡の前身であるとされ、実際、同遺跡内には如来像などの仏像も祀られています。一方でヒンドゥー教のドゥルガ像やガネーシャ像、ヨニなども見られ、当時の仏教文化とヒンドゥー文化の融合文化が垣間見られます。また、Siwagrha碑文によると、その後、この「Abhayagiri Wihara」は、砦を構えた宮殿となった模様です。同遺跡内には、城壁や堀の他、テラスや沐浴場、池、ミニ寺院、瞑想の為の洞窟、ジャワ建築のプンドポなどの史跡が見られます。
絶景を拝むピクニックコースとしても
史跡公園内は広大で、ハイキングを楽しむ感覚で遺跡散策を楽しめます。また、丘の上にあるラトゥ・ボコ遺跡から臨むプランバナン寺院群や眼下の街並み、また、ムラピ山や、夕日、朝日などの景色も絶景で、写真撮影やデートなどにも適したおススメの観光スポットです。その他、ジョグジャカルタの観光イベント「Jogja Travel Market」開催時には、ラトゥ・ボコ遺跡の正面門がライトアップされ、敷地内の広場でディナーショーなども催されます。
※遺跡内の様子は、上のGoogle Street Viewから確認できます。
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- AddressJalan Raya Jogja-Solo, Prambanan, Yogyakarta
- Website
- Categoryあそび!観光!(Pleasure), 観光地 (Sight Seeing), 遺跡 (Ruins・Sites)
- Locationジョグジャカルタ (Yogjakarta), 中部ジャワ (Jawa)
Opening Hours
- Mon~Fri06:00~17:00
- Saturday06:00~17:00
- Sunday06:00~17:00
Location
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- By jalan2 staff
- Email: jalanx2.info@gmail.com