チュト寺院遺跡 | 観光・ソロ

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Description

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ラウ山にそびえるユニークなヒンドゥー寺院遺跡

チュト寺院遺跡(Candi Cetho)は、中部ジャワの古都ソロの東にそびえ立つラウ山(標高3270m)の麓、標高1,496mの地点に位置するヒンドゥー寺院です。南西約5km先には同じくヒンドゥー寺院のスクー寺院遺跡が所在しますが、二寺院ともにそのユニークな外観からソロ周辺の人気観光スポットとなっています。チュト寺院の建造時期はスクー寺院と同じ、15世紀後半と言われています。これについては、寺院内の石門にサカ暦1397年(西暦1475年)建造を示すジャワ文字が残されいたこと、また、石畳の彫刻に描かれた動物たちにジャワのクロノグラムを適用するとサカ暦1373年(西暦1451年)と読めることなどから、15世紀後半にかけて段階的な建築が行われたのではないかと考えられています。

 

ジャワ文字で建造年など描かれた石門

ジャワ文字で建造年など描かれた石門(引用: wiki

 

マジャパヒット時代のヒンドゥー文化とジャワ文化の融合

14層からなる階段状のテラスが崩壊状態で発見されたチュト寺院ですが、現在は9階層のテラス構造をもつ独特な構造の寺院として復元されています。また、寺院内のレリーフにはジャワ文化の象徴であるワヤン人形と同じような、顔は横向き体は前向きの人物像なども描かれており、これらの階層構造や彫刻の特徴などから、チュト寺院はヒンドゥー文化とジャワ文化の融合作品とも言われています。残念なのは、1970年後半、時の大統領スハルトの側近であるスジョノ・フマルダニ(ジャワ神秘主義に傾倒しスハルトに影響を与えたとされる軍人)主導で行われたチュト寺院の復元作業について当時の考古学者らから、「考古学的な観点が全く考慮されておらず、多くの箇所でチュト寺院の原型が歪められており、学術的に無責任なものである」と非難を浴びている点です。具体的には、石の割門、マジャパヒット王朝最後の王ブラウィジャヤ五世とその側近の彫像、男根の彫像、そして最上層の立方体をした主堂自体がオリジナルとは異なっていると指摘されています(出展 wiki

 

チュト寺院の象徴、ユニークな石畳やレリーフ

まず、チュト寺院でひときわ目を引くのが、本殿正面のテラスに敷き詰められたユニークな石畳や彫刻。上から眺めて見てみると、インドネシアの国章にも採用されている神鳥「ガルーダ」が羽ばたいている形に敷き詰められた石畳の上に大きな亀が乗っており、この亀の頭の先には太陽のレリーフが、太陽の先には三角形に敷き詰められた石畳が、そして、この三角形と結合するようにピアスを施されたリンガ(男根)が配置されています。これらの石畳や彫刻はヒンドゥー教の世界観を強く反映させていると考えられています。 ガルーダはヒンドゥー教の神ウィシュヌの乗り物であり、天界のシンボルとされています。これに対して亀はウィシュヌ神の化身であり下界の象徴。大洋を泳ぎ不老長寿の水を見つけることができる聖なる動物とも言われています。亀の先にある太陽はマジャパヒット王朝のシンボルであり命の根源の象徴です。更に、三角形の石畳の中心には三匹の蛙が、各角に対してはトカゲが、蛙の周りにはカニやカブトガニ、王冠をあしらったウナギなどの小動物が見られ、これらは土地の豊饒や人間の繁栄への祈りを表しているそうです。そして、この巨大な三角形そのものが、その先にある全長2mもの「リンガ(男根)」と結合する「ヨニ(女性器)」であると考えられています。即ち、男女の結合=生命の繁栄を象徴しており、全体として世界と生命の繁栄を物語った構成となっています。

 

チュト寺院遺跡 石畳の全体像

石畳の全体像(引用: jalansolo.com


 
奥から亀とガルーダ、太陽、三角形

奥から亀とガルーダ、太陽、三角形(引用: PNRI


 
リンガとヨニと子供

リンガとヨニと子供(引用: PNRI

 

山を敬うチュト寺院

最上階のテラスにはマヤのピラミッドのような城壁をもつ本殿がそびえ立ち、その頂には立方体をした本堂が祀られています。テラスの最上層の最奥に本堂を持ち、ラウ山頂をうかがう形で建てられているチュト寺院は、神々は天上ではなく山頂に住まわれ、山は神聖な力の根源であるという考えを具現化しています。 チュト寺院は現在においてもヒンドゥー教徒にとっての聖なる場所であり、バリ島などからも遠路遥々、信者が参拝に訪れます。また、国内外問わず多くのツーリストが観光にやって来ます。お隣のスクー寺院とともにインドネシアでは珍しいタイプの同寺院、中部ジャワ観光の際は、二寺院セットで訪れたいインドネシアの隠れた観光スポットです。

 

※因みにスカートをはいた女性の見学は禁止されているとのことで、これは、多くのリンガ(男性器)を祀る男性的寺院であるからとも言われています。

 

 

猛々しいリンガの彫像

猛々しいリンガの彫像(引用: flickr.com


 
頂上の本殿

頂上の本殿(引用: detik.com


 
キューブ型の主堂

キューブ型の主堂(引用: detik.com

 

本文参考: Candi Ceto -wiki,   Candi Cetha -candi.perpusnas.go.id

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    あそび!観光!(Pleasure), 観光地 (Sight Seeing), 遺跡 (Ruins・Sites)
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    中部ジャワ (Jawa)

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